ぼかりす使ってみた
ボカロカバーをニコニコ動画にアップロードしました。
ぼかりす(VocaListner)初使用です。
とは言えこうして形にしなかった分もいくつかあるので、初ってわけでもないんですけど。
ぼかりすの使用感をちょっと書いてみます。
自分を聴いているようでつらい
いきなり核心から。
もうね、これに尽きます。
ぼかりすを利用することによってボカロエディター上のDYNとPITっていう、音量と音程に関わるパラメータが変化するんですけど
たったこの2つのパラメータが変化するだけで滅茶苦茶人っぽく仕上がります。
そういう意味では実にお手軽に"人間らしさ"を手に入れられるプラグインで、優秀だなーと思いました。*1
しかしながら、元となった歌声を余りに忠実に再現してくれるもんだから
細かいピッチの甘さやニュアンスの違いが露骨に反映されます。
元となった歌声のクセそのままにボカロが歌ってくれるわけですw
ぼかりす適用後も当然エディター上での編集は続くわけですが、編集中に自分の歌声のダメさ加減が
よーくわかってしまうので、相当凹みました。
ああ、俺ってこんな歌い方してるんだな、って。
当然元となったオーディオファイルは許せるレベルの録音を採用したわけですが…*2
それでも、ブレにブレたパラメータが出てくるわけです。
うん、ますます自分で歌う選択肢なくなったw
やりようはある?結局は使い方次第か
そんなこんなで、ぼかりすは非常に優秀なプラグインだなーと感じましたが
変な弊害も出たりして大変でした。
実際はパラメータの反映具合が調整できたり、その後の編集で"自分くささ"をなくす作業を
上手いことやれば良い感じなると思うのですが、今回上げた動画にもやっぱり
ちょっとだけ"自分くささ"が残ってます。
あんまり消すと今度は"人間らしさ"がなくなっちゃうので、難しいですけど。
とりあえず自分としては、普通に打ち込むよりよっぽど早く
ボカロの"人間らしさ"が得られそうなので、今後も使ってこうかなと思いました。
あと、DYNとPITに限りですが"人間らしさ"のパラメータがどんなものか、わかったような。
これだけでも購入したかいがあったというものです。
意外と高いしねぼかりす…
使い方とかは、気が向いたらまとめようかな…
それどころじゃないんで、先になりそうですけど。
では